中川川大滝沢鬼石沢

 

いよいよ沢シーズンのはじまりですね。

今回は、西丹沢中川大滝沢にある鬼石沢へ行きました。

とても有名なマスキ嵐沢の奥にあります。

全体的に水量は少なめですが、花崗岩のため川床が白く水もきれいです。

滝の登攀、スラブ、ボルダー等々

小粒ながらこの時期の足慣らしには、よい沢でした。

しかも下山は整備された登山道を使えるので、快適でした。

 

いつものように富士山をまじかに見ながら車を走らせます。

今日はとてもいい天気…それも山中湖まででした。

御殿場に下ると曇り空…低い雲に覆われているようです。

新松田駅で集合し、西丹沢大滝キャンプ場へ向かいます。

林道のゲートは締まっているので、

西丹沢大滝キャンプ場の駐車場に車を停めました。

林道は復旧しているようです。

林道を歩き、登山道に入ります。

前日は一日雨が降り続き水量や濁りが心配でしたが、

川床は白く、水は澄んでいてきれいです。

花崗岩のきれいな川床

東海自然歩道だけあって、よく整備されています。

マスキ嵐沢出合 看板があります。

マスキ嵐沢を過ぎ、登山道を進みます。

しばらく進むと一軒家避難小屋に着きました。

一軒家避難小屋

とてもきれいな避難小屋です。

整備、清掃されている方に感謝です。

避難小屋の脇を通り、堰堤を越えて入渓します。

F2は、F3とともにこの沢では最も大きい滝です。

F2 10m F1は50m程と聞きますが…

ホールドも豊富…快適に登っていきます。

F2 でも油断は禁物です。

すぐにF3 下部は逆層気味ですが、ホールドはあります。

残置ハーケンが、いくつもありました。

ここは素直に残置に沿って登りました。

落ち口は、流れに磨かれてツルツルでした。

その後は、楽しい滝がたくさんありました。

どこに足を置くか…スラブの極意は…

スラブでは、足にしっかり体重を乗せて立ちましょう。

ぬめりがあるので、たわしは有効ですね。

胎内くぐりの前で昼休みです。

思っていたより、大きな岩の重なりでした。

右を巻けば簡単ですが、せっかくなのでチャレンジしましょう。

「突入しま~す!!」

私はひょんなことから2回登る羽目に…いいことあるのでしょうか…

堰堤を作るときにはなかったんだよね~

大岩が乗る堰堤がありました。

この岩は、どこから来たのでしょう。自然の力は、計り知れません。

何かが住んでいそう…

堰堤の穴をのぞき込む…何か住んでいそうです。

ハナネコノメでしょうか

最後のお楽しみ チョックストーン滝…

いろいろな越え方があるようです。

木が新しくなったようです。

その後も、ボルダーチックなところが…

木がじゃま…助かります

水も枯れチョックストーンに行く手を阻まれるところで左の稜線をめざします。

少しのつめで登山道へ抜ける。

登山道に出て、東海自然歩道を快適に下ります。

ミツマタがたくさん生えています。控え目ですが、きれいな花です。

今週末が見頃でしょうか。

ミツマタ 和紙の原料なんですね。

コースタイムよりだいぶ早く降りることができました。

最後にかわいい森の住人にも会うことができました。

ひめねずみでしょうか? 見えますか…

この沢は、ロープ登攀、支点構築、セカンドのビレイ

スラブ登攀、ボルダー等 様々な要素を楽しめるよい沢でした。


メンバー:高森(L) 畑 綿貫 伊藤
山域:丹沢
山行形態:沢登り
コースタイム:
西丹沢大滝キャンプ場駐車場(9:07) |- マスキ嵐沢出合(9:46)- 一軒家避難小屋着(10:12)- 一軒家避難小屋発(10:20)- 登山道(14:30)- 西丹沢大滝キャンプ場駐車場(16:15)
地形図:中川
報告者:伊藤

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